当ブログのリンク先である「つるぎ海軍工廠日記」の
ねた先生から以下のようなメッセージを頂きました。
設問にセレクトしていただきありがとうございます。
学生さんの回答が正解、不正解にせよ考えることは
大切だな~あと、思いました。
特に、教科書とおりの疾患に対する治療方法だけでなく、
様々な臨床症状や障害に対する治療方法を、”自分自身で
手段を考える力”が、きっと学生さんたちに付いて
いくんだろうなあ~と思いました。 [鷲谷R]
まさしくそうです。
正解、不正解の別なく
、「考える」行程を実際一つでも
多く実践していることは、当のPTSにとっては非常に
重要なトレーニングと考えております。
講義中もとにかく、いかに質問を"雨あられ"と降らせるか?
"掛け合い"を行うか、をポイントとしています。
安易に「教えない」ことをモットーとして前任校の頃から
取り組んできました。
当時の同僚の先生曰く「まるで連想ゲームのような
掛け合い」とのことでした。
PTTになりたての頃、昨今の養成校内での悲劇的実体を
幾つも目の当たりにしてきたことが原点となっているかと
思います。
断片的知識をハンパにつけて、それでわかった気に
なっているPTS達の姿は、先の大戦時に、ようやく離陸
だけはでき、そこそこ飛べるくらいにはなった搭乗員を
いきなり戦場に投入するシーンとオーバーラップしました。
そういうあり方についてはまさに「冗談ではない!」の
一言であり、今、こうして実践中のネット環境、各自が
IT機器を投じての補完学習スタイルも対策の一つとして
存在しています。
当初は私一人でスタートしましたが、同僚をはじめ、日々
タイムリーにこのブログ上に名前の挙がってくる先生方の
参画に伴って、更にPTS諸君は質、量ともに充実した
コンテンツを得ることができていることは
喜ばしい限りです。以下のメールは昨日、臨床実習中のPTSから
寄せられた久々の報告メールです。
Sent: Wednesday, June 02, 2010 8:02 PM
Subject: 黒潮医療PTS3 年田島総司
> おつかれさまです
初日以降、連絡をできていませんでした
> 今は評価の中のADLとIADLをさらに深く
掘る作業に取り組んでいます
> 取り組んでいると言うよりは苦しんでいますが・・・
自分のためになると信じ全力でこなしていきます
> 実習に出て感じていることは、コミュニケーションは
取れて当たり前、知識はあって当たり前、
評価は出来て当たり前だということです。
> 今では気持ちは実習生としてではなく、現場で
働き始めた新人として頑張っています。
> 簡単ですが以上で報告とさせていただきます。
>
> 黒潮医療PTS3年 田島総司
[鷲谷R]
ついに、その後の第一号報告として来たね。
PTS自ら表出するのは実に珍しい、自己に厳しい
コメントとして受け取り、頼もしい限り。
全国の臨床実習中PTSの中でも全く遜色ない。
その苦しみは意義のあるものであり、その分が自身
の血肉化していること間違いない。
「来年四月からの臨床を意識しての今、目の前の臨床実習」
というアドバイスも活かしていることもまた見事。
貪欲の上にも貪欲に経験を積み上げて帰ってくること
楽しみにしています。
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